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2月終盤に








3月中旬に搬入となる、独立春季新人選抜展と関西独立展。
ほぼ同時に独立展系の展覧会が東京と大阪で開催される。
関西の人間としては結構ハードな時期です。

実は今年、〆切を一ヶ月早く間違えていまして(笑)

ですので、制作に関する精神的な余裕はずいぶんあります。

せっかくですので、搬入ギリギリまで描こうと思いますが、どこまで密度が上がるかですねー…。

年明けから、まずまずの制作速度です。
この調子で、今年も乗り切りたいです。

2016-02-28 14:30:02

何でも絵になる








高いところから見渡した風景に興味を持って、一時期よく描いていました。
僕はフランスの街をモチーフにしますので、リヨンの高台から見下ろした風景を描いたりしていた。

今住んでいる和歌山の町でも、同じように作品にすることができる。

ちょうど今、こういうモチーフで作品を描いている生徒さんがいます。抽象的表現で描く風景画なのですが、これがなかなかいい(と僕は思う)。

旧所名跡や観光地など、何か絵になる風景をわざわざ探すのではなく、身近な街の中に絵になるものが山ほどある。
バス停でも横断歩道でも、民家の庭でも扉でも。
何でも絵になります。

最近、モチーフに対してのイマジネーションがすごい。
僕のテーマにはあまり合わないのですが、作風の合う生徒さんがいたら、提案したい。

ネタ集め、頑張れ、僕。

でもそうやって集めたネタは、生徒さんになかなか興味を持ってもらえない現実…(^_^;)



2016-02-27 01:12:01

好きな風景








廃屋など、ボロボロになった建造物に惹かれます。
これ、昔からなのです。

さらにそこに生活感があれば、より魅力があります。

こういう建造物も、時代の流れの中で少しずつ姿を消していますね。いずれ、無くなってしまうのでしょうが、とても寂しく残念です。かといって、保存するための活動まではできませんしね…。

壊れていくものの美しさ。
何とも言えない風情があります。

僕のアトリエも、築60年を超える長屋の一室を借りています。
よく見ると雨漏りもしてるし、畳も壁もボロボロ。
いつまで使えるのかな…。


2016-02-25 02:15:01

県美術家協会の事務所








たまにお伺いする、和歌山県美術家協会。
和歌山市の文化会館内に事務所があります。

和歌山県美術家協会は和歌山の美術家の組織で、洋画、日本画、書、写真、工芸、彫塑、華道の7部門から構成されています。それをまとめているのが事務局です。

ここにくれば、事務局長や事務員さんと話ができますので、色々な情報交換ができます。
公的機関とのつながりが深いので、県展をはじめとする県主催のイベントは全て把握してますし、民営組織のため一般の人の声も集まってくる。
いい立ち位置にある組織ですね。

立ち寄った日はたまたま、5月に開催される県美術家協会展や総会などの連絡を発送する準備作業をしていたので、お手伝いしてきました。

どこもそうなんですが、結構忙しいんですよね、事務局って…。

こういった美術の裏方、大変そう…常に7部門の「美術家」といわれる人達と接しているわけですけらね…(^_^;)

2016-02-24 00:17:01

絵の具が垂れる








絵画にはもちろん様々な技法があるのですが…
ちょっと極解ですが、絵ってつまり、白い画面を塗料で汚したもの、なんですよね。
塗料をどういう方法で画面に着けるか。それを技法と呼ぶわけです。

僕は偶然性を楽しむタイプの技法が結構好きです。
緻密に描き込むタイプの画家ではないのですね。

好きな技法のひとつに、絵の具の垂らしがあります。
これを完全に売りにした画家がいますが、僕は密度を出すひとつの方法として用います。
垂れると、一気に「これは絵」という未完成感みたいな雰囲気が出て、とても魅力を感じるのです。

で、大作ではいつも使いまくってます(笑)

速く乾かないかな。次の手を入れたい。

2016-02-22 22:43:01

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