毎年、夏に自分のスキルを上げるための修行をします。
修行‥まぁ強化合宿のような、山にこもるような‥そんな感じ。もう7年続けています。
7年前、作品が自分の中で頭打ちになっていた頃。
とてもファンだった大阪の画家の先生のアトリエへ画材一式を持って「隣で描かせてくれ」と押し掛けたのがこの修行の始まり。
まぁ僕が勝手に押し掛けて修行と言ってるだけなのですが‥(^_^;)
24時間の内「食べる」「寝る」以外は制作か、絵画に関するディスカッション。その年によって日数は違いますが、一週間ほどそれを泊まり込みで続ける。
それは非常にキツイですが、感覚が研ぎ澄まされる。当時の自分の技術、理論、全てのスキルを劇的に上げるためにはそういう時間が必要でした。
そしてその時に先生から隣で描く事を了承して頂けたのはとても幸運でした。
今年もまさに今、その修行中です。
その先生とは師弟関係ではないので、具体的に何かの指導を受けるわけではありません。ですからこの期間に何を得ようとするかは自分自身の問題。
自分の鍛錬には、幸せな時間だと思っています。