先日、スケッチや取材のため、久々に南紀へ行きました。
僕が最も好きな滝、「桑ノ木の滝」。
美しい滝で、春の陽が差すと岩の色が紫に見え、光がキラキラと輝く。
その桑ノ木の滝が、随分ダメージを受けていました。
滝そのものは、地元の人の力もあってか、形はとどめていましたが、滝に行くまでの道が、ボロボロになっていました。
川の形も変わってしまい、面影が無くなっていたし、滝の周りの岩の配置も変わってしまい、滝そのものの印象が変わってしまっていた。
かなり悲しかったです。
台風などの悪天候、異常な量の雨などで、どんどん変化していく。自然の変化とはそういうものなのでしょうが…
入り口にあった家もなくなっていて、風景そのものが変わってしまってたし。
何となく足が遠のいてしまいそう…
それでも、やっぱり滝は美しかった。