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県庁にある保田龍門







和歌山の彫刻家、保田龍門のレリーフが県庁の壁に2点あります。

県庁に用事があって、久しぶりにじっくり拝見しました。

もちろん今までも何回も見たことはあるのですが、改めて見ると…。
これ、古事記をモチーフにした作品だったのですね!

写真の作品は丹生都比賣(にうつひめ)をモチーフとした作品。
和歌山県の高野山とも縁の深い天野というところに、丹生都比賣を主祭神とした神社があります。
天照大御神の妹神とも、また地上に降り立った天照大御神自身とも言われているそうです。

神社を取材し始めてから見ると、見方が変わるな。
やっぱり美術作品は一度見ただけではいけない。

作品は何も変わらないのに、見る人の意識が変わると違うものが見えてくる。
僕の作品もそうあるべき。

…と思う。
2020-09-16 23:45:02

遠出の時







少ない荷物で動く。
僕は基本的に荷物が少ないです。
東京へ行くのも、手提げ鞄ひとつだったりします。

荷物が少ないととにかく動きやすい。

ですので、日本全国、写真のような荷物で何日でも外出できます。

詰め込んでいる感じもありますが…(^◇^;)

今年は一度も東京へ行ってないな…。こんなことはこの10年間で初めてです。
県を跨いだ移動、気分的にもちょっと重い。


2020-09-15 23:26:01

よく見る、という能力







絵を描く時に、モチーフをよく見る、というのは基本ですが、見えない人が多い。

特に子供のレッスンではそのあたり、指導者としても迷うところです。
というのも、個性重視の考え方でいくと、どうしても自由な描き方を推奨したくなる。
しかし将来的に描写力がそだってくるためには、じっくりと見て細かなところまで描き切る事も教えなければならない。

ようはバランスの問題なんだと思うのですが…。

いつも荒い画面作りの子が、興味のあるモチーフになると急にディテールまで描けてしまったということもありますね!
それも含めて個性と言ってしまえば、個性とは広い意味の言葉だな…。

僕たちも、個性を解釈するところから始めないと(^_^;)
2020-09-14 23:56:01

靴を描く






普段履いている靴を描く。
子供たちのクラスはたまにこういう事をします。
身の回りのもの、それも普段から使っているものをモチーフにするのはいいことかなと思います。

絵画のコンクールに出す作品も描きましたが、そればかりではなく、通常のカリキュラムで基礎力を高めるレッスンも大切だな…。

各先生方、それぞれに工夫してカリキュラムを組み立てています。

描きたいものが自由に描けて、幅広い表現力が育ってくれると本当に嬉しいと思います^_^
2020-09-13 13:20:02

引き算をする







絵画は概ね、足し算の世界です。
塗り重ねる事で厚みと密度が増し、画面が充実したものになっていきます。

ですが、引き算もできます。
消しゴムで消したり、ナイフで削り取ったりする事がそれです。

引き算を覚えると、画面が比較的軽やかに仕上がりますね。
見る人にゆとりが生まれます。
そしてより複雑な画面が仕上がりますので、結果的に充実感も増します。

削っているけど、それはただ削るのではなく、削る事で描いている、という感覚。



2020-09-11 23:36:01

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