RSS

資料を見返す







あちこち取材を重ねると、記憶からどんどん抜けていきます。
なので時間ができたら常に写真資料を見返すようにします。

今は神社の取材ばかりですが、数年前まではフランス取材ばかりでした。
撮った写真を頭からずっと順番に見ていきます。
何千枚も撮っていますが、それらを順番に、日程をわけて何度も見ます。

写真というのは撮った順に記録されていますから、自分の見た風景が順番に出てきます。
それが取材の追体験になり、自分の中で臨場感を長く保つことができるのです。

なので何年も前の取材でも不思議とあまり忘れていません。

新しい情報を常に求めることも大切ですが、すでに持っている取材を振り返り、もう一度作り直すという事は、とても大切だと思います。

これがある意味「創作」と言える行為だと感じます。
2022-02-08 00:12:01

火が燃える表現








頑張って集中力を高めています。

火焚祭の絵を描きました。
炎が燃え上がる表現。
現場にいると目が熱くて(笑)

とても幻想的な空間です。

クレパスは色の塗り重ねが油彩と比べると少しだけ苦手。
なので多少計画的に塗り重ねる必要があるかなと思います。

火を明るく見せるために周りを実際よりも暗く描くなど、これは色彩構成ですけど、演出も必要。

一枚描くのに、考える要素はそれなりに多いです。

さぁーまだまだ描くぞ。
2022-02-06 21:29:01

木漏れ日の表現







なぜか昔から、木漏れ日を描くのが結構得意でした。

木漏れ日と言っても、ただ私明るい色を塗っていくだけでは、そうなりません。
光と影を描く必要があります。

長く絵を描いてきて感じていることですが、明るい暗い(もしくは白い黒い)は多くの人が何とか描けるのですが、光と影は描ける人がとても少ないということです。

どういうこっちゃ?
と思われるかもしれませんが、そういうことなのです。

絵画はさまざまな要素が一つの画面に入っています。
正しい理屈通りに進まないものです。

「なぜか出来る」ものは、多分その人の「個性」でしょう。
伸ばしていくべき。
2022-02-05 00:14:01

ペースが落ちてる







1月、あまり描けない日々が続き、2月に入っても集中力が続きにくい感じ。

この感じで行くと、今年はあまり枚数をこなせない雰囲気があります。

大きな個展の予定もないので、じっくりと描き溜める一年にしないといけないと思うのですが、それに乗じてのんびり制作してしまっている現状。
あまり良くない傾向です。

しっかりと作品と向き合って、一枚一枚を完成させていかなければ…。

描くネタはたくさんあるのに、意識が散漫になっているのが良くない。
2022-02-04 00:17:01

凹凸を生かし密度を出す







画像はある生徒さんの作品。

マチュエールという、簡単に言うと画面にできる凹凸の事ですが、それをうまく使うと、描くだけでは無い密度が作れます。
一時期、このマチュエールを多用した絵画が流行った時期がありました。

下地に入れた色と作った凹凸がポイント。
そしてその上にどんな色でどういう塗り方をするか、で完成が変わってきます。

流行りは繰り返すと言いますし、そろそろ、こういうところにこだわりを持った作風もいいのでは無いかなと思います。

絵画の世界も傾向がコロコロ変わるので難しいけど面白いところ。
2022-02-02 20:58:01

前へ 197 198 199 200 201 202 203 204 205 206 207 次へ



Instagram
Doi絵画教室【公式】



 
 
【県庁前教室】
和歌山県和歌山市広道20 第2田中ビル1F.2F




【紀三井寺教室】
和歌山県和歌山市毛見1130 T.Tビル東側2F