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昔の風景







僕が育ったのは和歌山市で、県庁の近くです。
ですから和歌山の中では町の真ん中なのですが、それでも幼い頃は周りは古い長屋が多く、草むした空き地もたくさんありました。
ほんの30年ほど前の話です。
本当に、田舎という感じ。

そう考えると、人口は減っているのに、町は整備されてものすごく美しく近代的になりました。(それほど近代的ではないか…)
幼い頃の自分が今の町を見たらびっくりするだろうな…。

昨日も書きましたが、町を歩いているとそういう昔の風景に出会うことがあります。

郷愁。

維持していくのご難しいものだと承知していますが、願わくば、こういう風景がいつまでも残っていてほしいなと思います。



2022-02-13 22:55:01

廃屋の美







道の拡張工事があちこちで行われて、古い建造物が撤去されていきます。

和歌山市内はもうずいぶん、古い集合長屋などがなくなりました。
確かに現存していても人が住める状態でないし、取り壊す方がもちろん合理的なのですが、こういうものに美しさを感じるので、たまに見かけると嬉しくなります。

僕のアトリエも以前はこういう長屋でした。
取り壊しのため立ち退きになりましたが、約20年、そこで描きました。
でも、流石に古すぎて居心地は悪かったです(^◇^;)

町はこうして新しくなっていきますが、人が減っているためか、空き地が多くなってきてますね…。


2022-02-12 20:02:01

やはり専門家はすごいと思った







美術にもいろいろな分野がありますが、絵画とデザインはまた別物です。

4月に予定している神社での個展に向けて、今、プロのデザイナーさんにフライヤーのデザインをお願いしています。
とりあえず…ということで上がってきたサンプルがものすごくいい!

自分では絶対に考えつかないレイアウトと色彩です。

やはり、餅は餅屋という言葉があるように、専門の人に任せることは大切だと感じます。
自分でなんとか作るのと仕上がりのレベルが全然違います。

まだまだ変更点があると思いますが、とても楽しみになってきています。
内容が追いついた展覧会になるように、絵を頑張らないと!
2022-02-10 23:48:02

大作のデッサン







登場人物を描きました。

130号なので、人物のサイズも大きい。
とは言っても、僕の人物を扱うサイズは他の作家に比べたらまだ小さいかも。
なので「もっと大きく扱え」とよく言われます。
でもそうすると、絵の内容が変わってしまう…(汗)

この時点では人物の存在感や迫力は割とあります。

そして周りを描き込んで色を塗っていくと、どんどん迫力がなくなっていくのはなんでやろ?

そのままでは作品にならないし。
でもこの存在感を保ったまま、どうにか完成に持っていけないものかな。

絵画は制作途中に、とてもいい瞬間があります。
その見極めが難しいな、と感じます。
2022-02-10 00:17:02

モデルの巫女さんを描きました






神社シリーズを始めてから、こういう人物のクロッキーやデッサンが増えました。

モデルさえしていただければ、目の前にして描ける。

風景を現場で描くというのも同じ事ですが、やはり臨場感があります。
短い時間で描くので精密描写は無理ですが、雰囲気や全体像の捉え方が写真資料を参考に描くのとは違います。

こういう事を定期的に繰り返していけば、いい感じの人物画像が見えてくるだろうなー。
やっぱりドローイングは力になっていくと思います。

実物を見ることと、取材資料を見ること。
どちらも制作には重要な事です。
両方のいいところを取り入れないといけませんね!

モデルさん、ありがとう。そしてまたぜひよろしく!^ ^
2022-02-08 21:10:01

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