今年も独立展の時期が近づいてきました。
今年の作品は、空間がとても広い。
それは鑑賞者に対して「感覚の余韻」を残すため。細かな描写をあえて避け、描き込まない作品に仕上げるつもりです。
なので、大切になってくるのが色の調子(トーン)。
トーンの幅が広く、上手く画面内でひしめき合う事で、充実感が生まれる。
この部分が上手くいかないと、どうにもならない絵になってしまうのです。
そんなこんなで、毎日毎日、ただひたすらにトーンの調整をしています。かなりしんどい。描き込む方がゴールが見えて楽だわ(^_^;)
独立展の王道からは随分外れたタイプの作品かなと思います。
なかなか評価されにくい作品だと思いますが、気にせず、自分のいいと思える作品を一度しっかりと描き切りたいものです。