青い空が延々と広がる風景。
こういう風景を見ていると、フランスの丘の上から見た風景を思い出します。
フランスの方がさらに広くて開放感がありましたが、ちょっと似てる…。
空気の層が重なって、遠景になるほど空の色に近くなり、霞んでいく。
光と影のコントラストが弱まり、明度は上がるのに彩度は落ちる。
僕は何年も風景を描いていますから、無意識にいろいろなことができるようになっていますが、実際には風景画を描くって、かなり難しいのだと思うのです。
人によって、理論や求める方向性も違いますしね。
「これが正解」というものが無いのが美術。
だから難しく、だから楽しめる。
アバウトな人ほど、上手く続けられるのかもしれませんね。