夏休み絵画教室が開催中ですが、夏休みだけ受講する生徒さんがとても増えてきまして、ありがたいことですがてんてこ舞いになっています。
こういった単発、もしくは短期で、会心の作品を描ける子が希にいます。
それは才能なのか、それとも偶然なのか、ちょっとわからないのですが…。
選ぶモチーフやテーマによって完成度が大きく変わりますから、作品を一枚見ただけで判断は難しい。
しかし習っている子はやはり安定してよく描ける。
自分で画面を構築することができるし、ペース配分もできている。
作品のレベルもかなり底上げされていますから、継続していることに意味はあるな、と感じますね。
やる気がない子は伸びない、それは仕方ないのですが、ちゃんと継続さえすればきっちり伸びる。
子供の特権ですかね…。
大人の場合は、すでに個性が固まりすぎてしまって、努力しても伸びるとは限らないという現状があります。努力しても突破できない壁にぶち当たった時に苦しむのです。
どんな人にも持った才能はあると思うのですが、それを見つけて引き出すためにはとてつもない数の引き出しが必要になります。
さらに「やりたい事」と「できる事」が違う場合があり、その個性がブレーキをかける。
どうにかならないものかな…と心底思う時がありますね。