絵画にはもちろん様々な技法があるのですが…
ちょっと極解ですが、絵ってつまり、白い画面を塗料で汚したもの、なんですよね。
塗料をどういう方法で画面に着けるか。それを技法と呼ぶわけです。
僕は偶然性を楽しむタイプの技法が結構好きです。
緻密に描き込むタイプの画家ではないのですね。
好きな技法のひとつに、絵の具の垂らしがあります。
これを完全に売りにした画家がいますが、僕は密度を出すひとつの方法として用います。
垂れると、一気に「これは絵」という未完成感みたいな雰囲気が出て、とても魅力を感じるのです。
で、大作ではいつも使いまくってます(笑)
速く乾かないかな。次の手を入れたい。