和歌山市出身の日本画家、清水由朗さんの作品が、県民文化会館で開催中の和歌山県美術家協会展に展示されています。
清水由朗さんは昨年の院展で内閣総理大臣賞を受賞された、中堅を代表する作家。
その人の作品が和歌山にあるというのは少し不思議な感じがしますが、今年から故郷の和歌山県美術家協会に入会されたのです。
作品はなんとも凄まじい存在感で、ちょっと圧倒されましたね…近くで見ると筆の運びがめちゃくちゃ細かい。遠くから見たら一色に見える面も、よく見たら線が無数に描かれていたりして、密度が高すぎる。
独自の世界観、というのでしょうか。
いい勉強になりました。
ものを見て、何か感じる心を持っているというのは、やはり豊かだと思う。
美術とはそういうものを大切にする世界であってほしい。
だから、僕自身がそういう心を持っていなければならない。