能面協会会長、久保博山先生が指導する教室展へ。
久保先生はフロリダ会でご一緒し、父の高校時代の先生ということもありとても親近感のある方です。
能面を打ち続けて、名工にもなっています。
僕は能には詳しくありませんが、一つ一つに込められた想いやちょっとした表情の違い、見る人の気持ちの持ちようで見え方が変わるなど、なんとも言えない味があります。
彫っていても、目が合うような気がして不思議な気分になるとか、失敗作を割ってしまう時にも顔の面を見ながらは恐くてできないとか、色々な裏話が聞けてよかったです。
しっかりと物と向き合う姿勢がとても素晴らしいな、と感じました。