人はみんなそれぞれ違います。
ですから同然、備わっている能力や感性も違います。
自分にない他人の能力は、とても羨ましく思ったり、輝いて見えることがあります。
またそれを見せつけられて、自分に足りないものを実感することもあります。
同じ絵画の分野で、そういうことを感じることが減ってきました。
それは長くやってきてある程度の諦めもあるかもしれないし、自分のスタイルを確立したという自身のようなものがあって、何を見てもあまり揺らがなくなってきたのかもしれません。
しかし、他の分野の作品を見て(立体作品や写真など)思わぬ衝撃を受けることが稀にあります。
作者は何も意図していないかもしれないのですが、僕が勝手に衝撃を受けているのです。
ジャンルの違いによる役割の違いがあります。
ですから同じものを目指すことはない。
しかし、人に与える衝撃という面では、別の手法と別の内容で同じだけのレベルの絵を描けるか?
自分の感性を上回る作品を描いてみたいものです。
まじで。