和歌山県護国神社の毎月のお祭り、命日祭を取材しました。
戦没者の英霊をお祀りしているこの神社は少し特殊です。
神様ではなく、人間を神様としてお祀りしているのです。
一つの見解として、まだ歴史が浅く、英霊を完璧に神様と定義することはできない。今はまだ神様になっていく途中。…なのだといいます。
この考え方が個人的にしっくりきます。
英霊たちの魂が将来、荒御魂とならぬよう、神主さんたちは日々の祭祀を続けているのですね。
人々はそういうことを忘れてしまっているのかもしれない。
命日祭も、他の神社とは少し違う雰囲気に包まれていました。
そして「みたま慰(なご)めの舞」という、靖国神社と護国神社で主に舞われている巫女舞を拝見。
何から何まで新しい発見をした1日でした。