特に切れることなくフランスシリーズを描き続けていますが、やはり数年行ってないとイメージが薄れてきます。
実はそれがマイナスでもないのです。
こんな感じです
①行った直後はイメージが鮮明すぎて、特に何も考えずに描くことができます。
②時間が経つにつれてイメージが薄れていくので、頭で考えて描くようになります。
③数年も経つとイメージも取材資料も枯渇してしまうので、創作を始めます。
③が最も絵画的な創造をしているように思います。
見たままを描くだけでは内容が薄っぺらいと感じるので、イメージが薄れ、取材資料がなくなってしまったくらいの方がいいのです。多分。
「絵」から「作品」になっていく過程はこういうことかな?と思ったりします。