東京の画廊で作品を発表するようになった約10年ほど前に知り合った美術評論家、佃堅輔氏から本が送られてきました。
昔、パリで仕事をしていた頃の手記、というか、現地から送った手紙をまとめた本です。
芸術とパリ。
とても深いものを感じます。
こういうものを読んでいると、出てくる地名、店、施設など、パリを懐かしく思い出します。
ほんの数年、行くことができないだけで、前回の旅が遠い昔の事のように感じますね…。
それにしても、文字、文章として残すことができる人間という生き物はすごい。
その時の事を詳細に記録することができ、それを読むことで忘れた記憶も思い起こすことができる。
そして、他人の記憶を共有する事もできるのですから!
僕も読みながら、現地を思い起こす事にしましょう…