紀伊国一之宮、伊太祁曽神社にて冬季祭が斎行されました。
 年間に幾つか、こういう夜のお祭りがあります。
 冬季祭は他の神様を客殿にお呼びする祭りで、客殿にはお酒とおつまみが用意されています。
 多くの神様が集まるため、一般の参列を広く募っているわけではなく、主に神職のみで粛々と執り行われます。
 ※とは言え、気持ちがあれば誰でも参列は出来ます
 神社は夜になると表情も空気も変わります。
 あまりに幻想的な雰囲気に、時間も忘れますね!
 いい空気の中で取材をさせていただけたので、この冬季祭も近々絵にして記録したいなと思います。
 誰に見せるわけでもなく、ただ粛々と神事を行う。
 それは神様のため、国やその土地の平穏のため、気持ちを込めて、人知れず千年以上もこういうお祭りをやっているんですね。
 何か、感じるものがあります。