ある神社からの依頼で、高い目線からの境内全景を描いてほしいという依頼がありました。
昭和15年に描かれた同神社の絵があり、令和3年の姿を同じような角度から絵で残したいという、ちょっとお洒落な依頼。
その絵を見ると、たしかに当時の様子が記録されています。
現在の風景に通じるところ、変化したところがよくわかる。
そんなところで以前、この神社をドローンで空撮し、形を確かめたのです。
現在の絵は日本画で、雲が入ったりして想像で繋ぎ合わせた部分も多く、非常に上手く構成されています。
そうなのです、こういうのは写実的に正しく描けばいいわけではない。あってほしいものが断片的に画面内に配置されていることが大事。
なので、角度の違う写真をいくつも準備して、デッサン時に画面上で辻褄を合わせていくという方法を取りました。
初見の方にはわからないと思いますが、結構面白い構成になったかと思う!^_^
夏の間に完成させたい。