海南市の山奥に、八王子神社という古い小さな神社があります。
初めて参拝した時からとても気になり、定期的に足を運んでいます。
聞けば、急斜面の参道は高齢化に伴い徐々に人が通らなくなり、木々が生茂った事で10年以上前に消えてしまったのだそうです。
今では神社の裏に作られた軽自動車一台がギリギリ通れる農道を使って行き来しているらしく、鳥居をくぐらずに本殿をお詣りできてしまう。
雰囲気、たたずまい、古いものが古いまま残っている(実際はもっと古くていいものがあったそうですが)、そしてこの場所まで行くことの難解さ。
この神社が僕の見てきた中で「今の」最高です。
3月、8月、12月には神主さんが来てきっちりした季節の祭り(神事)が執り行なわれています。
古来より変わらず氏子たちが守り続けてきたお宮。
過疎化の影響で、いつかは無くなり他の神社に統合されるのでしょうか…。
モチーフとして神社の事を本格的に取材していくうちに、神羅万象、八百万の神の息遣いのようなものを感じるようになってきました…。