いい風景を探しに無理にあちこちいかなくても、自分が住んでいる町の身近な所に案外と絵になるいい風景があるものです。
いつも通っている道を、少し角度を変えてみたら?時刻を変えてみたら?季節を、天候を、そして写真の設定を変えてみたら?
見たことのない不思議な風景が見えてくるのではないでしょうか?
絵画制作にはモチーフ探しがとても重要だし、大きな課題です。だから頑張って探すのですが、そのままで絵になりそうな素晴らしい風景とは滅多に出会えません。
絵を描くとは、モチーフを料理すること…。そのまま描くだけではなかなか作品にはなりません。
でも、実はいい風景と出会っていたりする。
そこに響く感性を自分が持ち合わせているかどうか。
だから、常に感覚を研ぎ澄ましておかないといけないのですね。