夏以降、特に意識してやってるのは、紙の表面の質感を生かす、ということ。
クレパスは厚塗りも薄塗りもできます。
最近は特に、薄塗りに凝ってます。
そうした時、紙の表面が完成度に大きく影響することになります。
僕の作品はそんなに強い作品ではなく、どちかというと弱さを追求している。
薄塗りの良さが生きる作風だと思うのです。
クレパスをかなりの量塗り込んでから、一気に剥がし取るような技法を最近は多用してます。
あまり見たことないような表面の仕上がりになりますから、もしかしたら珍しい作風だと感じるかもしれませんね…。