フランスへ行った時にお世話になった三岸さんのアトリエがある村、Véronでみた夕日がとても美しかったのです。
ブルゴーニュらしく、地平線がずっと続く。
この地平線を描いた作家さんがいて、その方に敬意を払う意味で、同じような構図を描いてみました。
当初、空は現実通りの色彩にしていましたが、自分が見た印象が少し薄れる感じがしましたので、空の色を大地の色と同じにしました。
遠方の丘がまだ見えすぎる気がする…。
大地と一体化させるべきかな…。
単純な風景ほど、しっかりと作り込まないといけない。
僕の作風は、例えば写真を見たまま描いても、作品にならないな…。