ひさびさに、陶芸家の平岡仁さんに会いました。
同い年で、備前焼の陶芸家一本でやってきた、まさに職人です。
培ってきた技術もそうですが、物を作ることの意識の持ち方や、理想論ばかりではない現実の捉え方、さらに自己修正力まで、何だか話していて共感できることが多いのです。
そうだよなー、と改めて考え方が近い事を感じます。
僕たちがやっていることは、アートよりは職人芸に近いのかなと思います。
こういう話題になった時、じゃあ焼き物や絵画はアートじゃないのか?って突っ込みが必ず飛んできます。
これは文字や言葉で説明が難しいのですが、現代人が言うアートと僕たちが考えるアートとはちょっと違うのだろうなと感じるのです。そのどちらも、存在していていい物ですが、つまりは感覚の違いというような問題で。
もちろんそんな彼と僕とも全てが同じではなく、だから認め合えるという事でもあるわけで。
しっかし、相変わらずよく働いてるな…。
たまに会うとマジで刺激になるわ。