日動画廊の春の企画展で、富士と桜をテーマとした展覧会が開かれます。
僕は普段はフランスばかりをモチーフに描いていますから、これはちょっと珍しい作品ですよね。
桜は残念ながら過去の取材が使えずに作品にできませんでした。なので富士で攻めることにしました。
クレパスの10号です。
歴史的にも多くの画家が挑んだ富士山というモチーフ。
今までの焼き直しではなく、現代作家らしい新しい感覚での描写が求められるように思います。
ところで春の展覧会…、この富士は果たして春の季節感が出てるかな?
冬ではないのですけど…(^◇^;)
こういう、描けるかどうかわからない、得意か苦手かわからないモチーフを描くのは、とても刺激になる。試行錯誤の連続になるからです。
今回は何とかいい密度の作品が完成したかなと思っています。
まだまだ描きたいものがたくさん。
時間が足らん。