リアリズムという言葉で表される「写真のような絵画」作品をよく見かけますね。 かと思えば、誰もやったことのないびっくりするような作品を作ってしまう現代アートもある。
絵画の世界にも流行があるし、評価基準も様々なので、難しい世界です。
絵画に対する価値は人それぞれだと思うので、自分が信じる価値に対して近づくように努力を重ねないといけないと思います。
とにかく「考えているか、考えていないか」で仕上がる作品には大きな差が生まれると思うのです。
何を考えるかは、人それぞれ。
ハッキリした答えはないのですが、とにかく考えていない人は、ちょっとどうなのかな…と思う。
公募展やコンクールの評価だけに頼るのもちょっと違うと思うし、美術ファンやコレクターの評価だけというのも、なんか違う。じゃあ評論家は…これも然りで。
何を目指し、誰に作品を見せたいのか。
それもよく考えないといけません。
「何となく」やっていたら、最後は何となく終わるのだと思うのです。
でも、それもまた不幸とは言い切れないのですが。