現代人形作家の亀井潤さんの展覧会がAQUAで開催されています。
 僕は立体がとても好きなのです。
 平面作品しか描いていないので、違うものに憧れがありますね。
 立体の良さは、見る角度で物の見え方が変わること。作品の周りにある空気や空間までが作品として生かされること。
 亀井さんの和の人形、造形がとても美しい。
 そして、その見せ方が斬新。
 水を使った展示がいくつもありました。
 写真の人形は、水盤の上に横たわり、写り込んだ顔と実際の顔の表情がなぜか違って見える…。
 それ以外にも、扉を開くとその中に囚われた半人半獣の人形がいたり、雨の中に佇む人形がいたり…
 まさに和の異次元に迷い込んだ感じです。
 いやー、とてもいいものを見せていただきました!
 聞けば、亀井さんは美術大学とか出たわけではなく、独学なんだとか。
 僕と通じるものを感じました。
 今後ぜひお付き合いをしたい作家さんです。
 色々話を聞いてみたいですね!