和歌山市の南隣にある海南市には、海南市美術家協会という組織が存在します。
海南市にゆかりのある美術家で構成された美術団体で、年に一回、展覧会をしています。
海南市に限定しているわけだから人数は少ないが、それでも海南市だけでこういう会が成り立つわけだから、そういう意味では美術の水準が高い地域だと言えると思う。
確かに、全国的にに活躍している人が海南市には結構いますもんね。
もう何年も前に、和歌山市にも美術団体を作ってはどうか、という議論がありました。
県庁所在地の和歌山市は海南市より規模は大きいはずで、そういう団体があってもおかしくはない気もする。
地方の公募展で頑張っている人たちが所属できる地方の美術団体があってもいいと僕は思いましたが…。
そんな議論が起こった時に、様々な人の意見を(オフレコも含めて)聞く機会がありましたが、案外否定的な意見が多かったのが印象的だった。
みんなが主役で、市民も含めてみんなが楽しめるものであれば、それが一番いいのですけど。
和歌山市の美術団体の件は今後どうなるのか。
話が進むとしたならば、その辺り、真剣に考えないと、足元から崩れそう。