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入選入賞発表








上野の森美術館で毎年開催されている「日本の自然を描く展」、今年も生徒さんが出品しました。

教室からは7名の入選、内2名が優秀賞を受賞しました。
よかったです。おめでとう!

大人の為の展覧会で、10号までの公募展ってのは、あんまりありません。
100号まで、とかだとどうしても出品の間口が狭まり、教室の生徒さんなどはなかなか大作を描いてくれないので、どこにも出品できないのです。
そんな中、この様な展覧会はとてもありがたいです。

皆、この展覧会のために描いているわけではなく、普段から自然体で描いたものを気軽に出品してます。楽しみとして、ちょっとした腕試しをすればいいのです。
入選したらラッキー!くらいの気持ちでやっていれば、プレッシャーを感じることもなし。

皆さん、来年も頑張って下さい。



2016-08-30 14:05:07

独立展系のグループ展









あべのハルカスで「凛々会」という、独立美術協会会員、準会員の展覧会が開催されています。

メンバーは大阪、奈良、兵庫の会員と準会員。

関西に絞った展覧会ですので見慣れた作品です。しかし、小品となるとまた違った見え方をするのですよね。

滋賀と京都と和歌山が外れているのが…(苦笑)
同じ関西にいて、ここに出品できないのは残念ですね。

作品は1人3〜4点くらいの出品だったのかな…
ボリュームがあり、見ごたえのある展覧会です。
そして、個性のぶつかり合いがすごい…。




2016-08-29 01:12:01

台風の影響を受けた空








台風が近づいているようです。

台風の時って、雲間の空がやたら美しく見えます。

頭の上はコバルトブルー、地平線に近づくにつれ、セルリアンブルーになる。

固まった雲と流れた雲が混ざり、その位置関係を見ても空の奥行きや広さを感じます。

ちょっとだけ、気候が秋らしくなった。

2016-08-27 20:14:01

枚数を描くこと


作品の制作スタイルは人それぞれだと思いますが、僕はとにかく枚数をたくさん描く事にこだわっています。

展覧会前に、出品作品をずっと描いて、徹夜した、とかいう話をよく聞きます。
…この「一枚に対して頑張る制作スタイル」は、個人的にはあまり支持しません。

というのも、実際に作品というのは描き始めた時点で、完成時点での価値の最高点が既に決まっていると思うのです。それを何度も何度も描き直したところで、それ以上にいいものになるとは思えません。
むしろ描けば描くほど悪くなることもあります。

一枚にそこまで努力できるなら、その努力の方法を少し変えてみては、と思うのです。

僕は一枚一枚に努力するのではなく、枚数をたくさん描く事に対して努力しています。
そうやって描き始めから完成までのプロセスを多く経験することで、次の挑戦が生まれてきます。繰り返しを速くすることで変化したいという思いも速くなるし、新しいことを試すのも速くなる。

様々なスタイルの絵画を速いスピードでこなす事は、結果的に実力も上がり、最終的にはいい作品を描けるようになると思うのです。

経験拡大も、積み上げも…
どちらもやっていくには、改善点を意識して枚数をこなす事しかない。

だから今の一枚に対してはそこまで頑張りません。
常に描くことを頑張っているわけですから、目の前の一枚に対しては常に自然体で向かいます。

例えたった1時間で描いた作品でも、今までの積み上げた時間+1時間なのです。
時間をかけた作品が、いい作品とは限らない。
2016-08-27 01:11:01

スタイルそれぞれ


生徒さんの描いている作品を見ていると、色々なタイプがあるなー、と感心します。

とは言っても、奇抜な表現はなく皆「普通」の範囲内なので、そういう意味ではタイプの範囲は狭いのかもしれませんが。

どんなタイプでも、それがその人の正しい表現だと主張してくれれば成り立つのです。
ただし、絵画には理論上の正解と間違いがあります。
そのポイントさえ押さえてくれていれば、後は自由でいい。

最後に求められるのは作品としての「魅力」です。

そういう事に気づいて、その次元まで伸びてほしいと思います。


2016-08-26 13:29:02

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