RSS

展覧会のスタイル








作家による作品のスタイルはそれぞれありますが、それによって個展のスタイルも様々です。

ここ数年、東京でかなり多くの個展を見ました。
そこで今感じるのは、作品スタイルの偏った人が多いってことです。
個展を見るとよくわかりますが、展示している作品が、まぁ言えば全部ほとんど同じ。見ていて結構退屈する。
この傾向は、売れっ子ほど強い。

その理由のひとつが多分「スタイルを固定することを画商が望む」ため、かなと思う。
売れっ子の作品は、お客さんが同じスタイルでの作品を望んでいて、そういう作品を描いてくれた方が画商も商売しやすい。
この人はこういう作風、と固定してしまう方が、全体的にやりやすいのかな、と思いました。

しかし僕は…(^_^;)
僕の個展のスタイルは「来場者に展覧会として楽しんでもらう」。
だから作品のスタイルを固定しません。
自分にとって王道のものから実験的なものまで、様々な作品を詰め込みます。
土井久幸という作家の作風は一つではないのです。

ただそうなると、画商としてはポイントが絞れず、ちょっと扱い辛くなるんですね。

最近、決まったスタイルの作品を描くよう求められることが増えて来ました。それは僕の作品に興味を持ってくれているわけで、ありがたい反面、窮屈さもあります。

いかに、その期待に充分応えつつオーダーを無視できるか(笑)

創作をやめ、繰り返しの作業になってしまったら、全てが止まってしまいます。僕の個性は繰り返しではないはず。

それを美術ファンや業者さんに納得させるため、ハイクオリティで幅広い作風を確立しなければならない。





2016-10-18 20:36:01

今年もチャリティー展


毎年、チャリティー展へ必ず作品を出しています。
何か社会貢献になれば、と思うからです。

今年は、NHK厚生文化事業団チャリティー展というところから出品依頼が来ました。
津市の松菱百貨店にて展示するそうです。

夏にグループ展でお世話になった松菱。
そのつながりの展覧会にまた出品できて光栄です。

販売が成立し、少しでも多く寄付できれば幸いなのですが…。


2016-10-18 02:14:01

県展の表彰式









今年、70回記念展となる県展。
僕が受賞したのが59回展で、60回記念展の一年前だったので印象に残っていますが、それからもう10年。
早いものですね…。

和歌山県立近代美術館のロビーが式典の会場。
受賞者が集まり、厳かに執り行われました。

僕も審査員の代表(役割)として、来賓で出席させていただきました。

僕たちの時は県民文化会館の会議室が表彰式の会場だったので、随分と雰囲気が違うなー。

美術館館長の挨拶が、今後の県展の在り方に言及していてちょっと興味深かった。
どうなっていくのかな。

このままの形でいつまでも継続したくないのだろうな、という感じがにじみ出ていた(個人的見解)。

2016-10-16 14:15:01

なんと新聞に掲載








全日本美術(関西ではあまり馴染みないですね…)という新聞に、7月に開催されたante展の記事が載っており、そこに作品が掲載されました。

よ…よくあれだけの作品数の中から僕の絵に目が行ったなぁーと、驚きです。
というか、ante展が取材されていたことが凄い(^_^;)

やはり、どこで誰が見ているかわからない。
手を抜いてはいけないですね。

がんばろーっと。

2016-10-15 13:16:02

県展が…


出張続きで忙しく、我ここにあらず状態になっていたこともあり、地元で県展が始まっていたことをすっかりと忘れていました。

いや、わかってはいたはずなのですが、独立展から帰ってきて、美術館や県文の前を通って初めて実感したというか…(^_^;)

「あ?そういや県展、始まってたんやった…」

今年は70回記念展。
記念画集も刊行され、盛大に開催されています。

洋画部門の展示は来週、19日〜23日。
和歌山県立近代美術館にて入賞、入選作品と審査員の作品が。
県民文化会館 県民ギャラリーにて、招待作家の作品がそれぞれ展示されます。




2016-10-14 07:52:01

前へ 561 562 563 564 565 566 567 568 569 570 571 次へ



Instagram
Doi絵画教室【公式】



 
 
【県庁前教室】
和歌山県和歌山市広道20 第2田中ビル1F.2F




【紀三井寺教室】
和歌山県和歌山市毛見1130 T.Tビル東側2F